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本因坊戦第5局 前夜祭       

                                  中信地区本部 米倉丈博

6月17日

井山裕太本因坊に河野臨九段が挑戦し、2勝2敗の接戦となっている今シリーズの本因坊戦。第5局の舞台となる松本市ホテル花月にて、前夜祭が盛大に行われました。

私も招待されて参加してきましたので、その前夜祭の模様を地区本部を代表して、一部(というか大いに)私見を交えながら報告いたします!

毎日新聞の記事はこちら

 https://mainichi.jp/articles/20190618/k00/00m/040/023000c

 https://twitter.com/migodojo​ (Twitter)

日本最高峰のタイトル戦。その戦いの舞台となったホテル花月は、城下町の風情が残る街並みに佇む老舗ホテルです。館内は松本民芸家具を使用し、素朴で落ち着きのある空間。外に出れば近くには国宝・松本城と、つい最近国宝に指定され話題になった「旧開智学校」があります。

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前夜祭には地元の大勢のファンが参加しました。

写真左側、盛大な拍手で迎えられ、両対局者が入場することろ。​右は乾杯の様子です。

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賑やかな会場の様子。

挨拶の後は、両対局者と写真撮影をしていただくサービスもあって非常にうれしかったです。

私は結婚式の新郎新婦と写真を撮るようなテンションで話しかけてしまったけど、よく考えたら超一流のトッププロなんですよね・・・。無礼はなかっただろうかと、いまさら不安になってまいりました(笑)

ちなみに、色紙やサインは頼んじゃダメなんですよ~。

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続いて地元の高校生から、対局者へ花束贈呈。

​先日の高校選手権でも好成績を収めてきた、松商学園の棋道部の学生たちです。

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挑戦者・河野臨九段の挨拶。

「今日は松本についてから時間があったのでお城や周辺を観光したが、国宝松本城や旧開智学校などの文化遺産が残り、素敵な街だと感じた。松本でもっとタイトル戦をやってもらえるよう、明日は良い碁を打ちたい。」

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井山本因坊の挨拶。

「松本での対局は初めて。(出だしの2連敗を受け)第5局の松本まで来れてよかった。明日からも厳しい戦いになるが、結果にこだわらず自分の納得いく碁を打ちたい。」

ところで私はタイトル戦の前夜祭というものは初めて参加させていただきました。タイトル戦といえど全対局に前夜祭があるわけではないし、なかなか皆さんも参加した経験は少ないのではないかと思います。

せっかくのこの機会、私はこの県本部のホームページを書くという使命があるので(!) 写真を撮ることと、対局者と話して何か良いエピソードを紹介できたら良いなと思って意気込んで行ったのですが・・・

ま~、なかなか上手くはいかないですね(笑)

対局者と何を話せば良いかは、意外と難しいものですよね。ヘタに碁の話をしても失礼になりかねないので、やっぱり地元の観光の話や、こちら側のアマ囲碁界の話などを少しお話させていただきました。

お城周辺を散歩してきたという河野九段は、「松本には国宝が2つもあるとは。すごいですね」と、興味を持たれていました。松本城のほか、国宝になったばかりの旧開智学校もぜひ観光してみたかったとのことでした。

「開智小学校もあるんですか?」と聴かれたので、旧開智学校と開智小学校の違いを説明いたしました(笑)

よく間違われるんですよね。

それと、今回の前夜祭はわりと急に開催が決まったにもかかわらず、地元から大勢のファンが参加されたことに対して「長野県のアマ囲碁界は盛んなのですね」と言っていただきました。

一応、私がこの長野県本部のホームページを管理していて、この前夜祭も記事にしたいと紹介できたので、もしかしたら見ていただけるかもしれませんね。

余談ですが長野県には国宝が8件あります。全部言えますか!?

 

松本城と旧開智学校、善光寺はすぐに思い浮かぶと思います。

​茅野市の「縄文のビーナス」も有名ですよね。誰もが一度は目にしていると思います。これで4件。

あと4つは・・・この機会に調べてみてはいかがでしょうか? 三重の塔が2つと、神社と、茶碗です!

井山本因坊には「明日のお昼は何を頼みましたか?」と聞いたところ「えっと・・・何か頼んだ(要するに覚えていない)」とのことでした(汗

こちらとしては、せっかくだからご当地の美味しいものを食べてもらいたい気持ちはありますよね。

まあホテル花月の料理は美味しいと評判だから、何を頼んでも大丈夫ですけどね!

明日からの重要な対局を控えている中、対局者のお二人には明るく接していただき、とても好印象でした。

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ホテルの料理も美味しかったです。

挨拶の中で長野県は「三ガク都(岳都・楽都・学都)」という話はありましたが、ここはもうひとつ、松本市が行っている食品ロスを無くし残飯を減らす取り組み「30・10運動」も紹介してもらいたかったですね。

宴会では開始30分と終わりの10分は席について料理を残さず食べる、というものです。

こんなに美味しい料理を残して捨てたらもったいないですからね!

さて続いて、立合いや記録係、大盤解説等々で現地入りしている棋士の方々。

左から金四段、榊原六段、小林九段、大竹三段、稲垣五段、下島八段、六浦七段、彦坂九段。

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大竹優三段(左から四人目)は長野県飯山市出身の若手棋士です。

今シーズンはなんと、20勝4敗の好成績!

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榊原六段「河野九段は先日カラオケで『愛は勝つ』と熱唱していた」というエピソードを紹介。

タイトル戦に向けて気合いを入れてきてますね!(笑)

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本因坊戦第5局は6月18日・19日の二日間にわたって行われます。

19日の大盤解説会は、下島八段と金四段の解説で、午後2時から終局まで行われます。

2勝2敗で迎えた大一番。国内最高峰の戦いを現地で観戦してはいかがでしょうか!?

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