第56回「しんぶん赤旗」名人戦県大会
上條浩平さん(松本市)が初優勝!
第56回「しんぶん赤旗」囲碁名人戦の県大会(県実行委員会主催)は10月20日、長野市若里の日本共産党県委員会で開きました。県内4地区の代表14選手がスイス方式4回戦で競い、中信代表の上條浩平さん(29)=松本市=が初優勝を飾りました。
上條さんは11月9、10日、東京・渋谷の日本共産党本部で開かれる全国大会に県代表として出場します。
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大会は県内各地を襲った台風19号の影響で、開催日を1週間遅らせ、会場も変更する異例の事態となり、囲碁二段の鮎沢聡県委員長が開会あいさつで被災に触れながら、関係者の理解を求めました。
決勝は3勝同士の上條さんと東信代表の原光王さん(69)=埴科郡坂城町=の対戦となり、上條さんが白番7目半勝ちを収めました。上條さんは「県内棋戦の優勝は久しぶりで感無量です。全国大会は上を目指して頑張ります」と決意を述べています。
2位はスイス方式の得点数により北信代表の韋華さん(45)=長野市=となり、原さんは3位でした。
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同時に行われた新人王戦は4地区代表の8選手が2組に分かれてリーグ戦を戦い、各組の1位が決勝に進出。東信の竹内仁さん(佐久市)が優勝し、準優勝は南信の田中岳男さん(茅野市)でした。3位には北信の酒井芳彦さん(長野市)が入りました。
囲碁・将棋、それぞれ熱戦が行われた会場の様子
決勝戦に臨む上條さん(右)と原さん
去年の決勝戦と同じ顔合わせになった4回戦。熱戦を制した韋さんが2位に入った。
持ち時間を目一杯使った上条さんが、白番7目半勝ちを収めた
3位までの入賞者に贈られる優勝トロフィー
対局の合間にお菓子やみかんなども振る舞われた
名人の部(左)と新人王の部(右)の入賞者の皆様。おめでとうございます!